推しログ(ぬ)
記録する

Google Takeout で YouTube の視聴履歴を取り出して、推し活の記録にする方法

推しをいつから見ていたのか、あの動画は何回見たのか。YouTube の視聴履歴は、Google Takeout という Google の仕組みで手元に書き出せます。この記事では、書き出した zip を推しログに取り込むまでの手順と、取り込むと何が分かるのか、うまくいかないときの見直しどころをまとめます。

公開

Takeout で取り出せるもの、推しログが読むもの

Google Takeout は、Google アカウントに残っているデータをファイルにまとめて書き出す、Google の公式の仕組みです。YouTube の分だけを選べば、これまでの視聴履歴や書き込んだコメントなどが zip になります。推しログは、その zip をお使いのブラウザの中で読み取って、推し活の記録に変えます。

zip の中身のうち、推しログが読むのは次の 4 種類です。ファイル名は英語名でも日本語名でも見分けます。

種類取り込まれるもの知っておくこと
視聴履歴見た動画ごとの「視聴済」と回数、見た日、チャンネルごとの数字、推し始め日の候補広告として再生された動画は数えません。履歴の 1 行が 1 回の視聴になります
コメントコメントした動画の記録と回数、初コメントの記念日本文は保存しません。有料コメント(Super Thanks)かどうかの印だけ残ります
ライブチャットチャットした配信の記録と回数、スーパーチャットをした日本文と金額は保存しません
登録チャンネル登録しているチャンネルの一覧。推し始め日の候補に「登録チャンネルにも含まれています」と添えられます登録した日は Takeout のファイルに入っていません

高評価は今の Takeout にほとんど入っていません。検索履歴は zip に入っていても取り込みません。選べるファイルは zip のほか、.tgz / .tar.gz と、中の json・html・csv で、zip は解凍せずそのまま選べます。

取り込みの手順(4 ステップ)

  1. 推しログの取り込み画面を開くログインして 取り込み画面 を開きます。Home の記録カバー率にある「過去を取り込む」や、マイページの「記録のしかた」からも開けます。Google でログインしておくと、ほかの端末でも同じ記録を見られます。
  2. Google Takeout で YouTube の zip を作るYouTube だけを選んだ状態の Google Takeout を開き、「次のステップ」からそのまま「エクスポートを作成」へ進みます。取り込み画面では「メールでリンク・1 回・.zip」の設定を案内しています。Google 側の画面の言葉は変わることがあるので、迷ったら取り込み画面の案内を見てください。
  3. 届いた zip を推しログで選ぶ用意ができるとメールでリンクが届きます。zip をダウンロードして、取り込み画面の枠にドロップするか、ファイルを選びます。選んだ時点で取り込みが始まるので、確認ボタンはありません。zip が分割されて届いたときは、全部まとめて選べます。進み具合は「zip を読み取り中…」「視聴履歴を保存中…」のように表示されます。
  4. 結果の表を確かめる終わると「取り込みが完了しました」の画面になり、「この zip から読み取った結果」に、視聴履歴・登録チャンネル・コメント・ライブチャットごとの「zip 内」と「保存」の件数が並びます。「状態」の列(取り込み済み / zip に含まれていません / 前回までに取り込み済み など)で、意図と違う行がないかを確かめます。そのあと、推し部屋のあるチャンネルには「あゆみを見る →」、部屋がまだ無いチャンネルには「部屋を作る」が出ます。

取り込むと分かること

  • 動画ごとの「視聴済」と「N回視聴」。履歴に出てきた動画が「視聴済」になり、同じ動画が履歴に何回出てくるかが回数になります。2 回以上だと「N回視聴」と表示されます。
  • 初めて見た日(初見)。動画の行に「初見 2024/05/12」のような形で出ます。推しログで見た日と Takeout の履歴の日のうち、いちばん古い日です。
  • 推し始め日の候補。推し部屋のあるチャンネルごとに、履歴でいちばん古い日を候補にします。
  • 初視聴・初コメントの記念日。チャンネルごとに、履歴でいちばん古い視聴の日とコメントの日がカレンダーの記念日に入ります。すでにもっと古い日が記録されているときは書き換えません。
  • 沼落ち・推し活再開(推定)。視聴の傾向から推しログが推測した節目で、カレンダーに「推定」として載ります。

推し始め日の候補のしくみ

視聴・コメント・ライブチャットのうちいちばん古い日を候補にします。同じ日に視聴とコメントがあるときは視聴を優先し、その日いちばん早く見た動画を「きっかけの動画(推定)」として添えます。取り込み直後に「推し始め日の候補を確認」が開き、「この日を採用」「見送る」「すべて見送る」「あとで」から選びます。

日付は編集してから確定できます。自動で決まることはなく、採用した部屋だけが変わります。「あとで」にした分は、通知や部屋の「推し活記録を設定」から確認できます。一度採用または見送った部屋や、すでに推し始め日を決めてある部屋には、次の取り込みで候補は出ません。

沼落ち・推し活再開の決め方

「沼落ち(推定)」は、そのチャンネルでまだ見ていなかった動画を 7 日間で 5 本以上見た、最初の週の初日です。「推し活再開(推定)」は、180 日以上そのチャンネルで何もしていなかったあと、また視聴やコメントをした日です。どちらも推し部屋のあるチャンネルだけが対象で、記念日としては確定しません。

履歴のいちばん古い日から 7 日以内に始まる週は、それ以前から見ていた可能性が高いので、沼落ちとはみなしません。

取り込んだ記録を見る場所

見たいもの場所
動画ごとの回数・初見の日・視聴時間推し部屋の記録ゾーンにあるアーカイブ棚の「動画」タブ。「自分の視聴回数(多い順)」で並べ替え、「見返し(2回以上)」で絞り込めます
推し始め・初視聴記念・推しごとの数字アーカイブ棚の「あゆみ」タブ。「YouTube の履歴から」に、見た日の数、最長連続、いちばん見た月、よく見た動画、見る時間帯、曜日、年ごとの再生が並びます
日ごとの視聴Home の推し活カレンダー。凡例の「Takeout」で出どころを見分けられます
1 年前の今日Home の「今日は何の日」。同じ月日に見た動画を、最大 10 年前までさかのぼります

あゆみの数字は取り込んだ時点のものです。「◯月◯日 までの履歴」と書かれ、推しログの中で見た分では増えません。新しい zip を取り込み直すと更新されます。

2 回目以降の取り込みと、複数のアカウント

Takeout は毎回、全期間のデータを書き出します。そこで推しログは、取り込み済みの期間を種類ごと・Google アカウントごとに覚えておき、同じ期間の行を読み飛ばします。同じ zip をもう一度選んでも回数は二重に増えず、結果の表には「前回までに取り込み済み」と出ます。

  • 新しい分だけ足したいとき。最新の zip を同じ手順で選ぶだけです。Takeout の「頻度」で「2 か月ごとに 1 年間」を選ぶと新しい zip がメールで届く、と取り込み画面で案内しています。
  • Google アカウントが複数あるとき。アカウントごとに zip を取り込みます。同じアカウントかどうかは、zip にある直近の行(動画 ID と時刻)が前回のものと重なるかで自動で見分け、すべて今の推しログのアカウントにまとまります。
  • 見分けられなかったとき。重なる期間があってどちらか決められない場合だけ、「前回と同じ Google アカウントの zip ですか?」と聞かれます。「同じアカウント」なら重なる期間を読み飛ばし、「別のアカウント」ならすべて取り込みます。

書き込みの一部に失敗すると、その種類の取り込み済みの期間は保存されず、画面に警告が出ます。この状態で同じ zip をもう一度取り込むと、視聴回数などが二重に加算されることがあります。続けて選び直す前に、結果の表の「保存」の件数を見て、どこまで書き込めたかを確かめてください。

推しログに登録した日以降は、同じ日に推しログの中で記録済みの動画を、Takeout 側では重ねて数えません。数えなかった件数は結果の画面に出ます。

取り込んだデータの扱い

読み取りはお使いのブラウザの中で行われ、Google の個人情報がそのままサーバーに送られることはありません。保存するのは、動画 ID、視聴履歴にある動画タイトル、チャンネル ID と名前、日付と件数、推しごとの集計(見た時間帯・曜日・月ごとの回数、よく見た動画など)、有料コメントの有無、同じ Google アカウントの zip かを見分けるための直近数十件の動画 ID と日時です。コメントやチャットの本文、検索履歴、金額は保存しません。

取り込んだ記録は、自分の推し活の記録として本人が見るためのものです。同じ推しのファンが 2 人以上(内容によっては 3 人以上)重なったときに限り、「ここから見る」「ファンがよく見ている順」のように、人数や割合だけにまとめた数字に使われることがあります。誰の記録かは表示されません。詳しくは プライバシーポリシー に書かれています。

つまずきやすいところ

コメントやライブチャットが zip に入っていない

Takeout は、コメントの記録があるアカウントにだけ「コメント」「ライブ チャット」の項目を出します(2026 年 9 月に確かめた範囲)。コメントをしたことがないアカウントでは、項目が見当たらないのが普通です。ブランドアカウントのチャンネルでコメントしている場合は、Takeout の右上でそのアカウントに切り替えてからエクスポートします。取り込み結果に出る「Takeout の選択を見直すヒント」も手がかりになります。

zip が大きい、読み込みに時間がかかる

自分で動画を投稿しているチャンネルのアカウントは、動画ファイルまで入って zip が大きくなります。取り込み画面では「YouTube のすべてのデータが含まれます」の中で「動画」を外すよう案内しています。zip は解凍せず、取り込む項目だけを少しずつ読み取るので、大きなファイルでも重くなりにくくしてあります。

推し始め日の候補や記念日が出ない

まず結果の表で「視聴履歴」が「zip に含まれていません」になっていないかを見てください。視聴履歴が無いと、カレンダーへの反映も初視聴の記念日も作れません。候補は推し部屋のあるチャンネルにだけ出るので、部屋がない推しは結果画面の「部屋を作る」から作ると、そのあと候補が出ます。無料プランで作れる推し部屋は 3 つまでで、上限に達していると作る前に案内が出ます。

視聴回数が思ったより少ない・多い

回数は履歴の行の数です。YouTube 側で消した履歴や、自動で削除された期間の分は、Takeout にも入りません。チャンネルの情報が無い行は、どの推しのものか分からないため、カレンダーや推しごとの数字に載りません。コメントとライブチャットは、どのチャンネルの動画かが zip に書かれていないので、同じ動画の視聴履歴から割り出します。視聴履歴にない動画へのコメントは、推しごとの数字や初コメントの記念日に入らないことがあります。日付は日本時間(東京)の日で数えます。

読み込めないファイルがあると「読み込めなかったファイルがあります」とファイル名が出ます。zip の中に Takeout のデータが見つからないときは、「履歴」「登録チャンネル」「コメント」「ライブ チャット」のいずれかを含めてエクスポートし直すよう案内するエラーが出ます。

ガイド一覧へ