推しログ(ぬ)
配信・推し活の知識

YouTube のコメントで目次(タイムスタンプ)を書く方法とマナー

長い配信のアーカイブを見返すとき、「あの話は何分だったか」を探すのは大変です。コメント欄に目次を書いてくれる人がいると助かります。この記事では、コメントに時刻を書く方法、場面を指定して人に渡す共有リンク、目次コメントの書き方の型、長い配信での作り方、配信者や他の視聴者への気づかいを整理します。概要欄に書くチャプターの条件は別の記事にまとめているので、ここではコメントと共有リンクを中心に扱います。

公開 ・ 文責 ぬぬはら(推しログの運営者)

コメントに時刻を書くと、その場面へ飛べる

コメントに「12:34」のように時刻を書くと、押すとその場面へ飛べるリンクとして表示されます。視聴者どうしが「ここが好き」「この歌がよかった」と教え合う使い方で、よく見かけます。

今の YouTube ヘルプには、この仕組みの説明が見当たりません。「コメントの投稿、コメントによる対話」にも「コメントの表示、整理、削除」にも書かれていません。確かめられた公式の説明は、YouTube 公式ブログの 2008 年の記事で、コメントで動画の時刻(例は「1:14」)に触れるとリンクになる、という案内です。古い案内なので、投稿したら自分で押して、狙った場面に飛ぶか確かめてください。

場面の位置書き方例
開始から 1 時間より前分:秒12:34
開始から 1 時間以降時:分:秒1:05:30
どちらも半角の数字とコロン12:34(全角の「12:34」は避ける)

全角で書いたときや、1 時間以降を「65:30」のように分で書いたときにリンクになるかは、どこにも書かれていません。上の表の形で書いておくのが無難です。

「タイムスタンプ」が指すものは 2 つある

ヘルプの「コメントの表示、整理、削除」に出てくる「コメントのタイムスタンプ」は、コメントに付く投稿時刻の表示のことです。押すと、そのコメントとスレッドへのリンクがアドレスバーに出ます。動画の何分何秒かを指す時刻とは別のものです。

また、コメントに書いた時刻は、概要欄のチャプターとも別です。ヘルプの「動画のチャプター」が説明しているのは、投稿者が概要欄(説明)に一覧を書く方法です。違いはチャプターの記事の表にまとめています。

目次コメントの書き方の型

目次コメントの基本は、1 行に 1 場面、行の頭に時刻、半角スペース、見出し、です。0:00 から始める・3 つ以上、といった決まりは概要欄のチャプターの話で、コメントにはありません。コメントでは、読む人が探しやすいかを優先します。配信の種類ごとの型は次のとおりです。

配信の種類1 行の型例気をつけること
歌枠時刻 曲順 曲名 / 歌手名3:12 1. 曲名 / 歌手名曲名の表記をそろえる。感想は別のコメントに書く
ゲーム時刻 場面18:40 ボス戦 1 回目結末に触れる見出しは「(ネタバレ)」を付ける
雑談・企画時刻 話題25:10 先週の出来事話題の名前は、配信者が言った言葉に合わせる
記念配信・イベント時刻 コーナー名1:12:00 お知らせコーナー1 時間以降は 時:分:秒 で書く

行頭に点(・)や番号を付けず、時刻から始めます。歌枠なら、たとえば次のような形です。

  • 0:00 オープニング
  • 3:12 1. 曲名 / 歌手名
  • 7:45 2. 曲名 / 歌手名
  • 12:30 雑談
  • 20:05 3. 曲名 / 歌手名

見出しの付け方

  • 押す前に中身が分かる言葉にします。歌枠なら曲名、ゲームなら場面の名前、雑談なら話題の名前です。「ここ好き」だけでは、何の場面か分かりません。
  • 記号に注意します。ヘルプには、コメントで「*」で囲むと太字、「_」で囲むと斜体、「-」で囲むと取り消し線になると書かれています。同じ記号を 1 行に 2 回使うと、間の文字の見え方が変わることがあります。
  • 見どころに絞ります。場面を全部並べるより、話題の切れ目や見どころに絞ったほうが読まれます。

長い配信で目次を作る手順

3 時間、4 時間の配信を一度で目次にしようとすると、途中で疲れます。見ながらメモを取り、あとから整える、の 2 段階に分けると楽です。

  1. アーカイブを見ながら、場面が変わる時刻をメモする再生バーの時刻を見て、1 行に「時刻 ひとこと」で控えます。話題が変わった所、曲が始まった所、コーナーが変わった所が目印です。見出しは凝らず、思い出せる程度で十分です。30 分ごとに区切って進めると、見落としが減ります。
  2. 時刻を、場面の少し前にずらす押して飛んだときに場面の頭が切れていると気になります。1〜3 秒ほど前にしておくと、頭から見られます。
  3. 時刻順に並べ、表記と見出しをそろえる時刻が上から小さい順か、1 時間以降が 時:分:秒 になっているか、見出しの言い方がそろっているか、結末に触れていないかを見直します。
  4. 投稿して、自分で押して確かめるいくつかの時刻を押して、狙った場面に飛ぶか確かめます。
  5. 直すときは、コメントを編集するヘルプには、自分が投稿したコメントは編集や削除ができると書かれています。時刻がずれていると教えてもらったら、編集で直せます。

自分の見返し用なら、投稿しなくても役に立ちます。みんなに見せるなら、次のマナーの節も読んでから投稿します。配信中に控えた時刻の扱い(アーカイブとずれることがある)は、チャプターの記事の「ライブ配信のアーカイブに付けるとき」にまとめています。

マナー:配信者と他の視聴者のために

目次コメントは、配信者のチャンネルに残る文章です。次のことを心がけます。

  • 配信者のチャプターや固定コメントがあれば、それを使います。概要欄にチャプターがあるなら、同じ内容のコメントは要りません。書くなら、チャプターに無い細かい場面(曲のサビ、ゲームの見どころなど)を補う形にします。投稿者が固定したコメントは動画再生ページの上部に出ます(ヘルプ「コメントの確認と返信」)。そこに目次があれば、それが正本です。
  • 先に目次を書いた人がいるときは、写さず、返信で足します。他の人の目次をそのまま投稿し直すのは避けます。足りない場面や直したい時刻は、その人のコメントへの返信にします。返信は元のコメントの下にスレッド形式で表示されます(YouTube ヘルプ)。並べ替えは視聴者が「評価順」「新しい順」から選べるので、自分の目次が上に出るとは限りません。
  • ネタバレをしません。初見のゲーム、映画の同時視聴、物語のある企画では、見出しに結末や仕掛けを書きません。どうしても書くなら「(ネタバレ)」と付けます。
  • 配信者・事務所の方針に従います。切り抜きなどのファン活動について、ガイドラインを出している配信者や事務所があります。チャンネルの概要欄、固定コメント、公式サイトを確かめます。目次コメントが歓迎されるかどうかも、チャンネルによって違います。
  • 事実と感想を分けます。目次の行には「何が起きたか」を書き、「神回」「やらかし」のような評価の言葉は入れません。評価が混ざると、配信者の意図と違う印象が広がることがあります。感想は別のコメントにします。
  • 他の人を傷つける見出しにしません。コメントやスーパーチャットを読まれた視聴者の名前を書いたり、誰かを揶揄したりする見出しは入れません。
  • 宣伝を混ぜません。自分のチャンネルや他の配信への誘導を足すと、善意の目次が台なしになります。

なお、コメントを書けるのは、動画の所有者がコメントを有効にしているときだけです。オフの動画では、共有リンクを自分のメモに残すなど、別の形で使います。

うまく動かないときの見直し

よくある失敗起きること直し方
全角のコロンや数字で書いた(12:34)リンクになるかは、どこにも書かれていない半角英数に切り替えて書き直す。日本語入力のままだと、コロンが全角になりやすい
1 時間以降を 分:秒 で書いた(65:30 など)リンクになるかは、どこにも書かれていない1:05:30 の形で書き、投稿後に押して確かめる
配信中の時計で時刻を控えたアーカイブで違う場面に飛ぶアーカイブを再生して、時刻を取り直す
配信者が動画を編集した編集した所より後の時刻がずれる編集後の動画で取り直し、自分のコメントを編集して直す
見出しを「-」「_」「*」で囲んだ取り消し線・斜体・太字になる囲み記号を使わず、かっこで囲む
行ごとに書き方がばらばら読みにくく、押し間違える1 行 1 場面、行頭に時刻、半角スペース、見出しにそろえる
「?」がすでにあるリンクに、さらに「?t=」を付けた開始位置が効かないことがある「&t=」でつなぐ。共有画面の「開始位置」を使うのが確実

見直しは、半角か、行頭に時刻があるか、時刻は合っているか、の順に見ると早く終わります。

YouTube の画面や仕組みは変わることがあります。うまくいかないときは、公式の「動画やチャンネルを共有する」などの最新の説明も見てください。

推しログでは

推しログの推し部屋では、動画ステーションと大型モニターの下にある「目次」タブで、見ながら「今の場面を目次に」を押すと、その時刻が行になります。「ずらし」で 1・2・3・5 秒前の時刻にでき、行ごとに「−1秒」「+1秒」で直せます。

「出力」で「コメント」を選んで「コピー」すると、目次の行だけが時刻順にコピーされます。1 時間以上の動画では、全部の行が 0:05:30 のような 時:分:秒 の形になります。YouTube へは投稿されないので、コメント欄に貼って自分で投稿します。「切り抜き」タブの「リンクをコピー」では、「ここから」で決めた位置から始まる youtu.be のリンクが作れます。

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